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2次元データから3次元データを作成するには

他メーカ製2次元CADにて書かれた2次元図面データから、3次元データを作成する操作方法の一例を説明します。

 

・メニュー[ファイル]→[新規作成]より新規ファイルを作成します。
・メニュー[ファイル]→[他データ入力]→[DXF(2D)ファイル]を選択し、下記のファイルを読み込みます。
2dsample.dxf


・以下の様な2次元データが読み込まれます。



・今回のサンプルモデルでは1つのスケッチ平面(LAYER1)に三面図が描かれていますので、新たにスケッチ平面を作成して、3つのスケッチ平面に各1面ずつのデータに分けます。
新規作成時に「スケッチ平面1」は作られているので、残りの1つを作成します。マウス「右クリック」→[スケッチ]→[スケッチ平面 作成]→[数値入力]を実行します。
・「LAYER1」を正面として、「スケッチ平面1」を上面、「スケッチ平面2」を側面とします。
今の状態は3つのスケッチ平面が重なっているので、「スケッチ平面1」、「スケッチ平面2」を回転させて正しい方向を向かせます。
・画面左のツリービューの「スケッチ平面1」上でマウス「右クリック」→[アクティブ化]を選択します。
マウス「右クリック」→[スケッチ編集]→[スケッチ平面 移動・回転]を選択します。
「スケッチ平面 移動・回転」ダイアログの「回転」タブをクリックします。
・「回転軸ベクトル」の「X軸回転」ボタンを押し、「回転角度」には[-90]度と入力して、「適用」ボタンを押します。
すると、スケッチ平面が90度回転します。
・「終了」ボタンを押してコマンドを終了させます。
・上面図の部分をマウスのドラッグで囲み、選択状態にします。



マウス「右クリック」→[切り取り]を選択します。
マウス「右クリック」→[貼り付け]を選択します。



・貼り付けた部分をX軸沿いの位置に移動させます。
マウス「右クリック」→[スケッチ編集]→[スケッチ要素 移動・回転]を選択します。
・「スケッチ要素の移動・回転」ダイアログの「移動」タブをクリックし、「移動量」の「X軸方向」を[0]に、「Y軸方向」を[-40]にします。

・先ほど貼り付けた部分をマウスのドラッグで囲み、選択状態にしてから、「適用」ボタンを押します。
すると、スケッチ要素が移動します。



「終了」ボタンを押してコマンドを終了させます。

・次に側面についても同様なやり方でスケッチ平面を回転させます。
・画面左のツリービューの「スケッチ平面2」上でマウス「右クリック」→[アクティブ化]を選択します。
・マウス「右クリック」→[スケッチ編集]→[スケッチ平面 移動・回転]を選択します。
・「スケッチ平面 移動・回転」ダイアログの「回転」タブをクリックします。
・「回転軸ベクトル」の「Y軸回転」ボタンを押し、「回転角度」には[90]度と入力して、「適用」ボタンを押します。
すると、スケッチ平面が90度回転します。
・「終了」ボタンを押してコマンドを終了させます。
・側面図の部分をマウスのドラッグで囲み、選択状態にします。



・マウス「右クリック」→[切り取り]を選択します。
・マウス「右クリック」→[貼り付け]を選択します。



・貼り付けた部分をY軸沿いの位置に移動させます。
マウス「右クリック」→[スケッチ編集]→[スケッチ要素 移動・回転]を選択します。
・「スケッチ要素の移動・回転」ダイアログの「移動」タブをクリックし、「移動量」の「X軸方向」を[-100]に、「Y軸方向」を[0]にします。
・先ほど貼り付けた部分をマウスのドラッグで囲み、選択状態にしてから、「適用」ボタンを押します。
すると、スケッチ要素が移動します。



・「終了」ボタンを押してコマンドを終了させます。
・この状態から立体を作成していきます。

・側面図の陰線の形状をリンク線で表現します。
・マウス「右クリック」→[スケッチ編集]→[オートリンク]を選択し、陰線(点線)の何れかをピックします。
・下図の赤線の形状になるように、分岐のところの方向を選んでいきます。



・「終了」ボタンを押してコマンドを終了させます。
・今作成したリンク線を押し出して形状を作成していきますが、その前に押し出し距離を調べます。
・マウス「右クリック」→[補助]→[2点間距離]を選択します。
・正面図の同じ線上の両端点を順にピックしていきます。



・2点間の距離(押し出し距離)が[70]と言うことがわかりました。
・作成したリンク線を選択し、マウス「右クリック」→[ボディ化]→[押し出し形状]を選択し、「押し出し距離」を[70]にして、「OK」ボタンを押します。



・次に両端の部分を作成します。
・先ほどリンク線を作成した際に消えてしまった線を再生させます。
マウス「右クリック」→[スケッチ]→[直線]→[単線]を選択し、下図の赤線の部分を2本作成します。



・「ESC」キーを押してコマンドを終了させます。
・枠形状をリンク線にします。
マウス「右クリック」→[スケッチ編集]→[オートリンク]を選択し、枠線の何れかをピックすると、以下のようにリンク線が作成されます。



・「終了」ボタンを押してコマンドを終了させます。
・押し出す距離を調べます。
・マウス「右クリック」→[補助]→[2点間距離]を選択します。
・正面図のうちの端の形状の同じ線上の両端点を順にピックしていきます。



・2点間の距離(押し出し距離)が[5]と言うことがわかりました。
・作成したリンク線を選択し、マウス「右クリック」→[ボディ化]→[押し出し形状]を選択し、「押し出し距離」を[5]にして、「OK」ボタンを押します。



・今作成した押し出し形状を反対側にコピーして作成します。
・作成した押し出し形状のエッジをダブルクリックして選択します。
・マウス「右クリック」→[ボディ編集]→[ボディ 移動・回転]を選択し、「移動」タブをクリックします。
・全体の幅が[70]で端の形状の幅は[5]なので、移動距離は[65]となるので、「移動量」の各成分に(65, 0, 0)と入力し、「ボディーをコピーする」にチェックを入れて、「OK」ボタンを押します。



・「終了」ボタンを押してコマンドを終了させます。

・それぞれ作成した形状はバラバラなので、一つの形状にまとめます。
・陰線から作成した形状のエッジをダブルクリックして選択し、その状態のまま「Shift」キーを押しながら、端の形状の何れかのエッジをダブルクリックして複数選択状態にします。



・マウス「右クリック」→[ブーリアン]→[和形状]を選択します。
・今作成した和形状のエッジをダブルクリックして選択し、その状態のまま「Shift」キーを押しながら、残りの端の形状のエッジをダブルクリックして複数選択状態にします。
・マウス「右クリック」→[ブーリアン]→[和形状]を選択します。
これで一つの形状になりました。
・最後に余分な線などを削除して完成です。



今回紹介した作成方法はほんの一例です。寸法値が分かっていれば、わざわざ2点間距離機能を使って調べる必要はありません。また、複雑な形状になるとこの方法では作成できない場合もあるでしょう。いろいろな方法を試して自分のやりやすい方法を見つけ出してください。


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